ある土曜日の夜だった。私はゆっくり家で料理をしたりして、次の日のパーティーの準備を進めていた。その時に、Mr. Nakayoshiがキッチンに本を持ってきて、ほうじ茶のコップの前にテーブルに着き、そして本を読み出しめてから、何回も爆笑した。
「え、何読んでいるの?何がそんなに面白いの?」と私が興味を持った。
「後で自分で読めば?」とMr. Nakayoshiが言った。
「仕事が忙しくて読む暇がないのだけど、んー、ちょっと読んでくれない?」と私はお願いした。そして、爆笑しながらMr. Nakayoshiが大声で一生懸命その本を読み上げてくれた。内容は、一人の会社員じゃない人が朝起きて身支度するということだったが、靴下を履くシーンがとても長くて面白かった。

そういうのもいいなと思った。大人になってからは、朗読してくれる機会がなくなり、子供の頃に本を読んでもらうという楽しい時間が遠い過去になってしまった。そういう貴重なタイムを、自分が大人であるのにも係らず、たまに過ごすのもいいかも。好きな人の声と笑顔の時間。