東京のキッチンにて、カプリ島にて

子供ごろに自分宛手紙を書いたことを急に思い出しました。12歳だったのか、忘れましたが、18歳と30歳の自分にとても関心を持って、ペンとA4サイズの白い紙一枚をとって、年上の自分に二つの手紙を書いてみました。まだどこか実家のたんすの中にある箱にその手紙が眠っているのかもしれません。黒いインクと持ち心地のよいペン。

さて、このブログというテクノロジーを借りて、また自分宛の文書、今回は絵葉書ですけれども、書いてみます。そして、書いた日にちにそれを保存して、将来に決まった日にちにそれが自動的にアップされるというかたちで、受け取ることになります。

2017-09-06 14.59.33
カプリ島にて

Ms. Nakayoshiへ

今、東京のキッチンにいるが、頭の中は、遠くまで飛んでしまっている。カプリ島に行ったことを覚えているでしょ?その時に、旦那なる人と一緒に舟に乗って、アメリカ人とドイツ人の観光客に囲まれて、カプリ島に到着した。天気は晴れ。ガイドブックを一生懸命を見ながらルートを調べ、それほど一生懸命でもなくのんびりとあっちこっち歩いてみた。古い墓地、美味しいケーキ屋さん。美術館になった修道院。高い岩から下の海に浮いている船やボートを見て、ブログやろうかどうしようかという会話を、素晴らしいサボテンの隣で旦那なる人と交わした。なんとなく金持ちになったような気分、なんとなく何でも出来る!という気分だった。観光客が多すぎたため、青い洞窟には入れなかったにもかかわらず、カプリ島を舟でぐるっと廻って最高な気分。その空と海、そのサボテンと太陽の光、将来の自分に送る。

Ms. Nakayoshiより

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