東京の冬への思い出・湯たんぽ物語

冬への思いを言葉にしようと思ったら、あっという間に春になりました。3月1日がすっかり春らしくて温度が20度まで上がりました。ジャケットを脱いだまま散歩して春らしい空気を吸いました。そして、冬への思いが思い出になってしまいました。それでも、いいのではないでしょうか。季節はずれ・遅ればせながら、湯たんぽ物語。

冬と言えば、布団やベッドを出にくい季節です。夜に布団も寝室も寒くて、大きな海にダイヴしているようで、決心してから入ります。一緒に寝ている人間の体にくっ付けて、湯たんぽや電気ブランケットなど、道具なども揃えて、布団の中の気持ちのいい温度を保とうとしています。

私は、よく湯たんぽを用意して寝ています。小さくて、独特なニオン薄緑色をしていて、ハードプラスチックな体とふわふわのやわらかい布の入れ物。お湯を入れる時に、独特な音をし、お湯が増えるとその音がだんだん変わります。入れすぎないように、いつも慎重にその音を聴いています。

2013-05-12 13.32.03

花より湯たんぽ

そして、ある日、猫に足の指を噛まれた夢をみました。猫が何回も私の指をアタックして、いたい!と思い、何回も眼が覚めたのです。朝に起きたら、あれは一体なんだったのだろうと考えてみて、湯たんぽに違いないと思いました。外側は、のようでふわふわで、内側は硬いプラスチックだから、ぶつけたらいたい感じです。

その日からは、湯たんぽを猫と呼ぶようになりました。隣に寝ているMr. Nakayoshiが布団に入った瞬間に寒がっている時に、「猫を貸しましょうか?」と笑いながら薦めているようになりました。そして、ある日事故って、湯たんぽを蹴ってベッドから落としてしまいました。その時にとても音が響いて眼が覚めたのです。反省から始めた一日。

湯たんぽは、2月の後半まで、愛用しました。寒さが収まったら、お湯が入っていない「猫」と一緒に寝るようになりました。押入れに隠してしまうのも、申し訳ない気がして。夢の中で指を噛まれたにもかかわらず、愛しい猫ですもの。

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