子育てパパの生活

このインタビューで新しいポストのカテゴリを始めたいと思います。東京で生活している友達や知り合いにスポットをあてて、その言葉を紹介させていただきます。最初に話したのは、あさんです。あさんは、41歳、東京生まれ、大学の先生。その奥さん、ジャーナリストをしています。お二人の娘は、4歳半。

あさんの研究室には、キャンプ用の折りたたみ椅子が二つ置いてあります。その椅子に座り、そば茶を飲みながら、あさんをインタビューをしました。その娘が通っている保育園では、他に毎日見送りとお迎えをしている父がいないそうです。

家族のスケジュール・役割分担

「7時に娘を起こして、朝ご飯を作って娘に食べさせて、娘を保育園に連れて行く。9時前には送る。学校に来て、一時間通勤時間、授業をやって、6時前に出る。7時にお迎えをする。ご飯を作って食べさせて、歯を磨き、お風呂を入れる。ママがいると、ママと一緒に入りたいって。そうすると、僕は「やった!」と思う。早くても10時遅くても11時に寝る。中々寝付かない。その後は、お皿洗い。結構時間がかかる。スマホでnetflixを見ながら、お皿荒いしている。食器洗い機がほしいけど、置く場所がない。12時ぐらい僕が寝る。」

「最近、土曜日、体操と小学校の受験のためのお勉強教室に娘を通わせるけど、うちの子は、むいていいない。言われた通りにやるのが出来ない。奥さんが土曜日に子供を教室に連れるけど、仕事が忙しい時に僕がやっちゃうことが多い。一昨日、日曜日で、一緒に美術館に行った。娘は美術館が嫌い。小さい頃に行き過ぎて、美術館が楽しくない、怖い。」

「奥さんが作ってほしいものがあって、それを作る。配達で食品が届く。奥さんが食品を選ぶ。掃除と洗濯は、奥さんがやる。彼女に言わせると、家事と子育てを半々でやっている。」

「ほとんど奥さんとデートしていない。最近、奥さん仕事が忙しい。二人きりというのは、ないね。僕も土日に仕事があったりするから、会議とか。夫婦二人でぜんぜんない。子供と一緒にが殆ど。」

「周りにパパがいる。「大変だよね」という話をする。送り迎えをやっている父に会ったことがないけど。保育園では、頑張っているお父さんと見られている。一昨年前までは、僕が就職する前までは、稼いでいなかったし、そういう立場になった。奥さんの仕事の都合もあるし。今稼いでいても、立場が変わらない。」

つらいこと

「朝疲れ果てる時もある。「保育園に行きたくない!」と子供が言い出す時とか。仕事で、調子が上がって来て、でもきっぱり6時に帰らないといけない。疲れて、頭が動かない。」

「朝嫌がる子供を保育園に連れるのは、罪悪感を感じる。なんて悪いことをしているパパだ。もちろん、お迎えの頃に楽しそうに遊んでいるけど。子供に対して悪いことをしている。これもまた疲れる。」

楽しいこと

「寝顔が可愛い。人形みたいに可愛いというのもあるけど、子供が困っている時に、悲しんでいる時に、泣いている時に、なんとかしてあげたい。そういう本能、助けなきゃって。自分が今まで味わったことがない感情が出てくる。愛情というしかない。」

「子供と遊ぶのが、まあまあ。子供が大人っぽくなってくるのが面白い。生意気な口をきくようになるとか。」

「真最中のことってあまり価値がわからなくて、過ぎると、わかる。この間、友達の子供を見て、可愛いなと思った。そんな可愛いなと思う余裕がなかった。生まれたばかりの命が美しい。でもそれどころじゃなくて、いかにご飯を作るか、お風呂を入れるか、今4歳大変だけど、いつかその保育園に行きたくないのが可愛く見えて来るのかもしれない。」

子育てしているおかげでわかったこと・考えて来たこと

「世の中、愛で動いている。子供を育てるには、どれだけエネルギーがかかるのか、手間、時間。」

「一番大きかったのが、女性の生き方について一生懸命考えた。結婚、性差別、ジェンダーについて、ちゃんと考えるようになった。前も少し考えたけど、さらにそう思うようになった。」

「一緒にいる時間が長いから、彼女の目で世界を少し見てみる。保育園に行きたくないとか、小学校がちょっと楽しみとか、娘の視点で。娘がいなければ、そんな女性の視点を持たないじゃないかな…」

「娘が転んで顔に小さい傷が出来た。可愛そうだなと思って、病院に走った。見えるか見えないぐらいの傷だけど、そういうのが心配になる。女の子だから、その傷を見るたびに罪悪感を感じる。」

「自分の娘を見て、人間というより動物だと思う。欲望のまま動く。いやなご飯を投げたり、見たい映画だけ見たがっている。でも動物であるこそ、可愛いのかもしれない。」

子育ての葛藤・政治性

「世の中的には、働いている時間だけだと思われているけど、僕がそう思わない。」

「子育てをしているから、自分のキャリアが遅れるのが切ない。たくさん仕事している人がいて、子供がいないか、奥さんが全部しているわけ。子供は、終わることがない。でも今出来ることをやるしかない。これもあれもやりたいけど、子供がいなかったら、出来たとはいえないし。」

「奥さんが全部子育てをしているのは、よくないと思う。子供にとっても、奥さんにとっても。奥さんが実際専業主婦やりたいのであれば、いいけど、多くの場合は、仕方なく選んでいるし、仕事をやめて、奥さんが子育てをやっている。なんてひどい。自分で娘にそんなさせたくない。奥さんを専業主婦にして、それこそ政治だと思う。家庭内の支配。そういうのを許す社会、ちょっとどうかなと思う。」

2016-06-15 13.08.05

大きくなったら、パパになろうかな~

 

子育てパパの生活」への4件のフィードバック

  1. あき より:

    子育てと仕事を両立するために、みんなそれぞれの家庭の事情と向き合いながらがんばってるんだなあと、励まされたよ

    いいね

  2. az より:

    パパの視点から話を聞くことがあまりないから、新鮮!突っ込んだ話で、すごくいいレポートだね!参考になりました。ありがとう!

    いいね

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