喧嘩を防ぐことについてポストを書こうとして、Mr. Nakayoshiにその話をしたら「喧嘩、防げません」と言われました。確かにそうです。この間、結婚歴60年の夫婦に幸せの工夫を教えてくださいと聞いた時に、まさかぷち喧嘩の最中でありました。
その関係で、あらためて言っておきます。喧嘩はまったく抹殺できる生き物ではありません。余裕がない時や疲れた時、体が痛い、お腹がすいた時など、喧嘩しやすくなります。そういう時に、さらにご注意くださいませ。
ここでは、精神状態や体状態が安定した時に、どうすれば喧嘩に会いにくくなるのか、ということについて考えて行きたいと思い、喧嘩論の出発点として、次のアイデアを提供します。
人々みなそれぞれ苦手なポイントがあります。たとえば、「納豆が苦手だ」とか。そして、ご飯も喧嘩も同じで、苦手な種類ってみんなにあります。目の前に出たら「あら、ちょっと…」といまいちな反応します。喧嘩の場合だと、「せまられるのが苦手」とか「無視されるのが苦手」とか。

ここでその苦手なポイントをもう少し詳しく説明します。もちろん大抵の人は「せめられる」のが好みではありません。せめるという行動が喧嘩を売る行動でしょう。しかし、人によって「せめられて」喧嘩を買った率がだいぶ違います。買わない人もいるのでしょう。
それが注目すべきところではないでしょうか?
つまり、相手の苦手なポイントを調べる必要があります。そして、相手にその人が苦手なものをわざと出すことは、ないでしょう。ここで話している喧嘩テーブルのお料理というのは、喧嘩の仕方であります。簡単ではありませんが、相手を大切にする上に利きます。Mr. Nakayoshiと私がお互いの苦手なポイントを探って、出来るだけ喧嘩テーブルに出さないようにしています。
喧嘩の仕方は、内容と同じように重要なものです。その喧嘩の仕方に注意を払うことによって、喧嘩を売るところを、話し合いに変えることが出来ます。
余裕がある時に、このコツ使ってみませんか?