結婚相手という人は、とても興味深い生き物です。ハンサムに見えたり優しくに見えたりします。そして、一緒に住んでみると、さらにその人の様々な顔が見えてきます。寝不足の顔、無口で朝ごはんを食べている顔、洗濯機から一生懸命服を出している時の顔。
たしかに、結婚の前と後少しずつ見え方が変わります。それは結婚のせい・おかげ自体でなく、見る時間が増えたという事情に基づく出来事でしょう。そして、自分が見たい・見せてほしい顔も変わるのでしょう。いわゆる希望(?)ですかね。
よーく相手を観察していくと、その人が魔法のプリンスかプリンセスでないことがわかります。お腹がすいた時に起こりやすくなるとか、寝不足の時にやさしくなくなるとか、言い換えれば自分と同じように人間という生き物であることを確認出来ます。

以前は「愛の言葉」というポストで愛の伝え方について書いてみまました。たしかに、たまに相手に愛しているわよという顔も見せてほしいです。その顔は、いろんな形をしています。洗濯機から服を出して干している顔、好きだと口にして言っている顔、のんびりと一緒に散歩している顔。
それ以外に相手を見る時に一番大切なポイントは、相手が自分の味方であることを忘れないことです。そうです。結婚はスポーツのチームとはどこか似ていて、結婚すると一つのチームになったようなものです。同じチームに所属するのならば、お互いに邪魔したりせずに、サポートし助け合っていく必要があります。
自分も相手も二匹の生き物で、ぼちぼちと生活しています。お互いに優しい眼で見ていきましょう。